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    WeChat Pay、海外クレジットカードの登録に正式対応

    WeChat Payが国際クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB)の紐付けに対応。中国の銀行口座を持たない在留外国人や香港・マカオ・台湾のユーザーでも利用可能となり、完全にキャッシュレス化された中国社会におけるインフラ利用の利便性を大きく高めるアップデートを解説します。

    WeChat Payに海外クレジットカードを登録する手順画面
    WeChat Payに海外クレジットカードを登録する手順画面

    中国で圧倒的なシェアを誇るモバイル決済サービス「WeChat Pay(微信支付)」は、プラットフォーム上で海外発行の国際クレジットカードの紐付けと決済に対応したことを正式に発表した。これにより、中国国内に滞在する在留外国人や、香港・マカオ・台湾の住民は、WeChat PayのアカウントにMastercard、Visa、JCBのクレジットカードを紐付けて利用できるようになった。

    テンセントの公式声明によれば、今回の仕様変更により、新規登録ユーザーが中国の国内銀行口座や現地発行のクレジットカードを用意する必要がなくなった点が最大のハイライトである。

    中国社会のキャッシュレス化は極めて急進的であり、街中の一部店舗では「お釣りがない」などの理由で実質的に現金支払いが断られるケースが増えていた。WeChat Payや、アントグループ(螞蟻集団)が運営する「Alipay(支付宝)」は、生活インフラの基盤となっており、オンラインショッピング、ライドシェア、鉄道・航空券の購入、シェアサイクルのロック解除、デリバリー、ホテルの予約など、あらゆる日常的な経済活動に不可欠である。このため、銀行口座の開設が難しい短期の海外出張者や外国人観光客にとって「キャッシュレスの壁」が深刻な課題となっていた。

    2013年8月にリリースされて以来、WeChat Payの越境決済事業は世界25カ国に広がっており、主に出国する中国人旅行者向けのサービスを拡充してきたが、今回の対応によりインバウンド(中国への入国者)向けのサービスも本格化する。

    実際、WeChat Payはすでに中国在住の外国人の間でも高く支持されている。テンセントが過去に発表したデータによると、中国国内に中長期滞在する外国人の64%以上が、日用品の日常的な決済にWeChat Payを使用していた。大都市圏においては、もはや財布を持って外出する生活習慣は過去のものとなっている。今回の海外カード対応により、インバウンド渡航者が中国のデジタル決済エコシステムの利便性を直接享受できる環境が整った。

    情報源:TechNode

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