スペイン大手のBBVA銀行と、中国のEC最大手であるアリババグループ(阿里巴巴集団)はこのほど、スペイン国内における「Alipay(アリペイ)」決済サービスの導入エリア拡大に向けた提携合意に達しました。これにより、急増する中国人観光客による現地での消費体験の大幅な利便性向上が期待されます。
2017年の予測では、アジア地域から少なくとも50万人の観光客がスペインを訪れ、そのインバウンド消費額は10億ユーロ(約1,280億円)に上ると見込まれています。モバイル決済が生活インフラとして完全に定着している中国の現状を鑑み、スペインの観光・小売業界はAlipayの全面的導入を急いでおり、BBVA銀行は他行に先駆けてアリババとの戦略的提携を実現させました。
BBVAの関係者は次のように述べています。「中国ではスマートフォン決済がすでに極めて高度に普及しています。財布を持たずとも、スマートフォン一台であらゆる消費活動が完結します。スペインとしてもこの動きに即座に対応し、モバイル決済網の整備を急ピッチで進める方針です。これは観光客の利便性向上だけでなく、現地スペインの事業者にとっても、最先端のキャッシュレス決済スタイルを取り入れる絶好の機会となります」
BBVA銀行は現在、国内の主要な大型商業施設やブランドショップとの間で、Alipay決済の導入に向けた個別協議を進めています。Alipayは同年5月に米国の決済サービス大手とも提携を結んでおり、欧州のみならず北米市場も含めたグローバルな決済プラットフォームとしての存在感をさらに強めています。
(情報源:中国新聞網)
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