
Alipay(アリペイ)の親会社であるAntグループ(蚂蚁集団/旧Ant Financial)は、韓国のチャットアプリ大手カカオ・コーポレーション(Kakao)のモバイル決済子会社**カカオペイ(Kakao Pay)に2億ドル(約230億円)**を出資すると発表しました。
Antグループのグローバル投資攻勢
この出資は、前月に米マネーグラム(MoneyGram)の**8億800万ドル(約930億円)**での買収を発表した直後のタイミングで行われ、Antグループによるグローバル決済ネットワーク構築戦略の一環です。
Antグループは前年2016年4月の資金調達で45億ドルを調達し、企業評価額は**600億ドル(約6.9兆円)**に到達。当時予定されていたIPO(新規株式公開)に向けて、国内外で資本提携を積極的に拡大していました。
Alipay 4.5億人 × カカオペイ 1,400万人の接続
Antグループは、この出資をAlipayの4億5,000万人のグローバルユーザーとカカオペイの1,400万人超のユーザーを相互接続するための戦略的パートナーシップの一部と位置付けています。
カカオはメッセージングプラットフォーム「カカオトーク」で知られ、韓国国内で4,800万人超のユーザーを擁しています。日本のLINEに相当する韓国最大のメッセンジャーであり、その決済子会社カカオペイとの連携はAlipayの東アジア戦略において極めて重要な布石となりました。
WeChat Payとの競争とグローバル展開
中国国内ではAlipayとテンセント傘下のWeChat Pay(微信支付)の競争が激化しており、Antグループにとって海外市場での足場固めは差別化戦略の要となっています。
Antグループの主な海外投資先
- インド:モバイル決済会社Paytm(ペイティーエム)
- タイ:フィンテック企業Ascend Money
- 韓国:カカオペイ(今回の出資)
- 米国:国際送金大手MoneyGram
情報源: ChinaDaily
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