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    中国アプリ利用率トップ5を独占するBATとテンセントの覇権

    CNNICの報告書を基に、中国モバイルアプリ利用率ランキングを紹介。テンセントのWeChatが首位に立ち、QQ、Taobao、Baidu、Alipayがトップ5を独占。中国ネット界を支配する「BAT」の強さと、Oppo・Vivo・Huaweiなど地元端末メーカーの動向について解説します。

    中国のモバイルアプリ市場ランキング
    中国のモバイルアプリ市場ランキング
    テンセントのWeChatが圧倒的首位に君臨する中国のモバイルアプリ市場(イメージ画像)

    テンセント(騰訊)が運営する「WeChat(微信)」は、中国で最も影響力のあるモバイルアプリとして圧倒的なトップシェアを握り、世界最大のモバイルインターネット市場で成長を加速させています。

    アプリ利用率ランキング:BATによる完全独占

    中国インターネット情報センター(CNNIC)が発表した年次報告書によると、WeChatは中国のインターネット人口の約80%に日常的に使用されており、2016年の「中国で最も頻繁に使用されるモバイルアプリ」の第1位を獲得しました。

    ランキングのトップ5は以下の通りです。

    1. WeChat(微信/テンセント):SNS・メッセンジャー・決済
    2. QQ(テンセント):メッセンジャー・ポータル
    3. 淘宝網(Taobao/アリババ):EC(オンラインモール)
    4. 百度(Baidu/モバイルアプリ):検索・ポータル
    5. Alipay(支付宝/アント・グループ):モバイル決済・金融

    このランキングは、中国のインターネット産業を支配するメガテック企業「BAT」(Baidu、Alibaba、Tencent)が市場の覇権を握っている様子を如実に表しています。これは米国のGoogle、Apple、Facebook(現Meta)、Amazonなどの巨大IT企業が市場を支配している構図と極めて類似しています。

    成長を続ける巨大市場と端末メーカーの勢力図

    中国のインターネットユーザー数は前年比約6%増の7億3,100万人に達しており、これは米国の総人口の2倍以上に相当します。さらに、モバイル経由でネットにアクセスするユーザーは同12%増の6億9,500万人にのぼり、市場のモバイルシフトはほぼ完了したと言えます。

    この巨大なモバイル市場は、クアルコムやアップルといった世界的なテクノロジー企業にとっても極めて重要な収益源となっています。しかし、デバイス市場においては、かつて優位を誇った海外メーカーに対し、「OPPO」「vivo」「Huawei(ファーウェイ)」といった中国の地元メーカー勢が技術力とマーケティング力を武器に急速にシェアを奪還しており、エコシステム全体でドメスティックな完結性が高まっています。


    情報源:ブルームバーグテクノロジー、ChinesePayment翻訳編集

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