ファーウェイ(Huawei)のモバイル決済サービス「Huawei Pay」が、オランダの半導体大手NXP Semiconductorsとの契約に基づき、中国の4大都市(上海・深圳・広州・北京)の公共交通ネットワークで利用可能になる見通しとなりました。

NFC+セキュアエレメントによる交通決済
Huawei Payは、端末内蔵のNFC(近距離無線通信)チップとセキュアエレメント(SE)を活用した決済アプリです。まずはHonor 8およびHonor V8を搭載するユーザーを対象に、地下鉄やバスなどの公共交通機関で、スマートフォンを改札機にタッチするだけで運賃を支払えるサービスとして展開されます。
NXPは今回、サービスのセキュリティ基盤となるセキュアエレメントの提供に関する既存契約を延長し、交通系モバイル決済の範囲拡大を支援することを発表しました。
中国初のSEベースモバイル決済
Huawei Payは2016年3月に正式発表され、同年9月から中国国内で本格展開を開始。ファーウェイはこれを「中国初のセキュリティチップベースのモバイル決済ソリューション」と位置付けています。
日本の「おサイフケータイ」や「モバイルSuica」と同様に、ハードウェアレベルのセキュリティ機能(SE)を搭載している点が、ソフトウェアベースのQRコード決済(Alipay・WeChat Pay)との大きな差別化要素です。
都市化がもたらす交通決済の需要拡大
ファーウェイは、中国の急速な都市化の進展に伴い、都市交通ネットワークにおけるスマート決済技術への需要が今後数年間で急速に増加すると予測しています。上海・深圳・広州・北京という4大都市への展開は、同社の交通系デジタル決済戦略における重要なマイルストーンとなります。
情報源:Mobile World Live
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