楽天は、スマートフォンを活用した店舗向け決済サービスにおいて、受け入れ可能な決済手段を大幅に拡充します。訪日外国人観光客(インバウンド)の消費需要を効率的に取り込むため、中国で最大の普及率を誇るテンセント(Tencent)のモバイル決済サービス「WeChat Pay(ウィーチャットペイ)」および「銀聯(UnionPay)カード」への対応を2017年中を目処に開始します。
これらの新決済手段は、2016年10月27日より新たに提供を開始したアプリ「楽天ペイ」の決済インフラ上で統合されます。楽天はすでに導入加盟店に向けて案内を開始しており、WeChat Payへの対応は2017年前半、銀聯カードへの対応は同年後半を予定しています。これにより、同サービスが従来サポートしていたVisaやMastercardといった主要国際ブランドのクレジットカード決済に加え、中国本土を中心とするアジア圏の決済インフラが強力に補完されることになります。
楽天ペイは、店舗が提示するQRコードを利用者のスマートフォンアプリでスキャンすることで支払いが完了する「ユーザースキャン(MPM方式)」を採用しています。専用の決済用POS端末やカードリーダーといったハードウェアを店側が新たに導入する必要がなく、スマートデバイスがあれば即座に導入できる簡便さを強みとしており、中小の小売店や飲食店などでのキャッシュレス化を後押ししています。
(情報源:日本経済新聞)
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