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    大丸松坂屋、中国テンセントの「QQ Wallet」を店舗導入

    大丸松坂屋百貨店が、中国テンセントの若年層向けSNS「QQ」の決済機能「QQ Wallet」を国内主要8店舗の化粧品売場に導入。WeChat Payに続く追加導入により、訪日中国人観光客によるインバウンド消費の利便性を高め、多様化する決済ニーズに対応します。

    大丸松坂屋、中国テンセントの「QQ Wallet」を店舗導入

    大丸松坂屋百貨店は、中国で若年層を中心に圧倒的な人気を誇るSNS「QQ」のモバイル決済機能「QQ Wallet(QQ銭包)」を、国内主要8店舗の化粧品売場などに導入しました。

    対象店舗は、大丸の札幌店、東京店、梅田店、心斎橋店、京都店、神戸店、および松坂屋の上野店、名古屋店です。特に中国人観光客からの需要が極めて高い化粧品売場を対象に、決済インフラを整備します。

    インバウンド対応のスピード化

    大丸松坂屋は、訪日外国人観光客による旺盛なインバウンド消費を取り込むため、決済手段の多様化を急ピッチで進めてきました。2015年9月には、同じく中国最大級のSNS「WeChat」が提供するモバイル決済「WeChat Pay(微信支付)」を日本の百貨店業界でいち早く導入。今回の「QQ Wallet」の導入は、これに続く第二のテンセント系決済プラットフォームの導入となります。

    中国における「QQ」と「WeChat」のポジショニングの違い

    日本の読者には馴染みが薄いかもしれませんが、QQとWeChatはどちらも中国のネット大手テンセント(Tencent)が運営するサービスです。しかし、そのターゲット層には明確な違いがあります。

    • WeChat(微信):全世代向け、ビジネスから日常生活までを網羅する社会インフラ。日本のLINEに相当。
    • QQ:PC時代から続く歴史あるインスタントメッセンジャー。スマートフォン時代において、親世代の目の届かないプライベートな空間を求める中国のZ世代(10代〜20代前半の若年層)を中心に再評価され、月間アクティブユーザー数は約6.4億人に達します。

    2015年からオフライン店舗での決済サービスを開始した「QQ Wallet」は、すでに1億人以上の利用者を獲得しており、インバウンド市場において若年層の消費者を呼び込むための重要なツールとなっています。大丸松坂屋は、この若年層向けプラットフォームの導入により、さらなるインバウンド売上の拡大を図ります。


    情報源: 流通ニュース

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