中国インターネット大手のテンセント(騰訊)は、日本国内の加盟店向けにSNS「QQ」のモバイル決済機能「QQ Wallet(キューキューウォレット/QQ銭包)」の店頭決済サービスを開始した。
日本国内における導入第1号店として、ドラッグストア「Butler(バトラー)プレナ幕張店」で2月末より利用が開始され、今後は順次加盟店を拡大させていく方針だ。QQ Walletの決済サービスが中国国外(クロスボーダー決済)で提供されるのは、今回が初の事例となる。
開発元のテンセントが1999年からサービスを開始した「QQ」は、中国のインターネット発展期を支えた代表的な老舗SNSである。現在も累計13億以上のアカウント数を抱えており、同社が提供するもう一つの巨大アプリ「WeChat(微信)」と並び、中国における最大のSNSプラットフォームとしての地位を築いている。
スマートフォンで決済が行える「QQ Wallet」は、特に中国国内の若年層を中心に普及しており、当時は約1億6000万のアクティブな口座アカウントが利用可能な状態にあった。
(※訳者注:中国においてWeChatが全世代向けの社会インフラとして普及したのに対し、QQはオンラインゲームやカスタマイズ性の高さからZ世代をはじめとする若い層に支持されていました。そのため、若年層の訪日客の買い物を促進したい店舗にとって、QQ Walletの導入は非常に有効なアプローチとされていました)
QQ Walletの最大の特徴は、単なる決済手段にとどまらず、QQの強力なソーシャル機能を店舗のマーケティング活動に直結できる点にある。加盟店はQQ上に公式アカウントを開設して訪日前のユーザーへ直接プッシュ通知で情報を発信できるほか、日本に到着した観光客に向けてQQアプリ上で近くの加盟店をレコメンド通知するなど、インバウンド顧客の獲得に向けた多角的な機能が搭載されている。
情報源:共同通信PRワイヤー
コメント
...