中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の尚福林主席は、度重なる調査と選考、および国務院の承認を経て、5件の「民間銀行」設立の試行プランを確定したことを表明した。
今回の試行事業では共同発起人制度が採用され、各試行銀行は少なくとも2名の主要発起人を必要とする。また、単一の株主の持株比率に関する規定を順守した上で、試行プランの策定に関与したアリババ・グループ(阿里巴巴)、万向集団、テンセント(騰訊)、百業源、均瑶集団、復星国際、商匯、華北、正泰集団、華峰集団などの民間企業が発起人として選ばれた。
銀監会は今後、発起人の資格審査を実施する。審査を通過した企業は、正式な銀行設立の申請プロセスへと進むことができる。今回の第1期試行でノウハウを蓄積し、総括・評価を行った後、さらなる民間銀行の拡大を目指す予定だ。
民間銀行の選定における5つのコア基準
今回選定された試行プランには、主に以下の5つの選考基準が設けられている。
- リスクの自己負担制度:株主が預金保険制度などを活用し、リスクを自己負担する明確な体制があること。
- 経営・リスク対応能力:銀行を経営するための健全な株主資格・条件およびリスクに対応する自己資本力を持つこと。
- 厳格な監督管理の受容:株主が監督管理機関の監査や規制を順守するための具体的な合意・条項が存在すること。
- 差別化された市場戦略:既存の国有銀行と競合しない、独自のターゲット層(中小企業向けなど)や差別化された経営戦略を持つこと。
- 現実的な破綻処理計画:危機的状況に陥った場合の明確で合法的かつ実行可能なリスク対策・回復計画(リビングウィル)をあらかじめ策定していること。
情報源: 人民日報
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