中国のモバイル決済大手「Alipay(アリペイ)」が、南アフリカ共和国市場への参入を発表しました。これにより同社の決済ネットワークはアフリカ大陸に初上陸し、展開エリアは世界5大陸を網羅するまでに拡大しました。
Alipayはアフリカ現地の大手決済代行パートナーと提携し、キャッシュレス決済の普及を図ります。導入の第1弾となるのは、ヨハネスブルグやケープタウンなどの主要観光スポットを結ぶ人気の観光バス「ホップオン・ホップオフバス(Hop-On Hop-Off Bus)」です。外国人観光客の利便性を高める交通インフラでの決済対応を皮切りに、今後は百貨店や空港、レストランなどの主要な消費シーンへ順次展開していく計画です。
近年、中国人観光客のグローバルな旅行需要の拡大に伴い、Alipayのグローバル展開も加速しています。2017年6月初旬には、モナコ政府がAlipayと国家レベルでの戦略的協定を締結し、国全体でAlipay決済を導入する方針を発表しました。
現在、Alipayは欧米や東南アジア、香港・マカオ・台湾地区などを含む海外の数多くの実店舗に導入されており、その決済インフラは多様な業種をカバーしています。決済対応外貨も18種類以上に達しており、中国国内のインフラが世界共通の決済プラットフォームへと進化しつつあります。日本のキャッシュレス市場においても、PayPayなどのコード決済が普及する中でAlipayとの連携が進んでおり、中国人観光客向けのインバウンド対策として非常に重要なインフラとなっています。
(情報源:新華社)
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