
マレーシア最大手の金融サービスプロバイダーであるマレー銀行(Maybank)およびCIMB Bankは、モバイル決済プラットフォーム「Alipay(アリペイ)」と提携し、同国内でAlipayによる決済サービスを開始すると発表した。
CIMBグループは声明で、中国人観光客が為替相場を気にすることなく、使い慣れたQRコード決済(バーコードスキャン方式)を利用できるようにすることで、現地加盟店の獲得と売上拡大を強力に後押しすると述べた。
MaybankとCIMBは、このサービスを5月中にマレーシア国内で開始する予定だ。CIMBグループのCEOは、「Alipayの参入は、マレーシアのキャッシュレス決済およびモバイルウォレット成長において重要なマイルストーンである。Alipayとの協力を通じて、インバウンドの中国人観光客に便利で安全な支払い体験を提供したい」と意気込みを語った。
また、Maybankグループの戦略責任者であるマイケル・フォング(Michael Foong)氏は、「カード決済のリーダーである当行がAlipayと連携することで、加盟店とユーザー双方に利便性と安全性の高いデジタルウォレット決済チャネルを提供できる」と説明した。
今回の提携により、将来的にはマレーシア人が中国を訪れる際にもAlipayを通じた決済が可能になる見通しで、Alipayのグローバル展開(海外進出)における重要な一歩となる。
当時、日本国内ではLINE PayやOrigami Payなどが黎明期にあり、PayPay(2018年開始)の誕生前夜であった。一方、東南アジア諸国では、中国人観光客の旺盛なインバウンド需要の受け皿として、現地の大手メガバンクが主導する形でAlipayのインフラ導入が急速に進んでいった経緯がある。
情報源: Starnews、ChinesePayment翻訳編集
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