モバイル決済大手のAlipay(支付宝)は9月9日、タイ・バンコクにてエコパートナーカンファレンスを開催しました。現地パートナー企業の募集を行うとともに、海外向けのグローバルモバイルサービスエコシステムである「Alipay+(アリペイプラス)」プログラムのタイでの本格展開を発表しました。カンファレンスには、アセンド・マネー(Ascend Money)、カウンターサービス(Counter Service)、GHL、カシコーン銀行(Kasikornbank)、KTC、PaysBuy、PranyaPayなど、タイの主要な銀行や決済サービスプロバイダーが一堂に会しました。
Alipayは、現地の多くの事業者がモバイル決済技術を導入してビジネスを成長させられるよう技術支援を提供します。さらに、タイ国内のパートナー企業に対して、国境を越えた「クロスボーダーO2O(Online to Offline)」マーケティングツールや、店舗の運用・保守システム、高度なデータ分析プラットフォームを開放しました。これにより近い将来、タイを訪れる中国人観光客は、より多くの消費シーンでスマートフォンひとつで快適にショッピングを楽しめるようになります。
タイは、中国人観光客の海外旅行目的地としてトップクラスの人気を誇ります。2016年上半期だけで、タイを訪れた中国人観光客は延べ470万人に上りました。通年では、タイへの中国人観光客数は年間1,000万人を突破すると予測されています。Alipayは、この中国人インバウンド市場の急速な成長を背景に、「Alipay+」プログラムを通じて海外決済インフラを拡大し、現地のローカルビジネスに対して送客や売上向上の機会を創出したい考えです。
シンガポールに続いて東南アジア市場での上陸を果たした「Alipay+」プログラムは、東南アジアにおける事業拡大のペースを一段と加速させています。2016年8月の時点で、タイ国内におけるAlipay対応の加盟店数はすでに1万2,000店舗を突破しています。
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