業界大手のシンクタンクCCIDが発表した『2013-2014年中国金融電子決済市場年間調査報告書』によると、POS端末大手の福建聯廸(以下、Landi)が、2013年のPOS端末年間出荷台数220万台、市場シェア43.3%を記録した。同社は再び中国国内でのPOS販売チャンピオンに輝き、6年連続で首位の座を堅守した。
日米欧と並ぶ「世界三大決済市場」へ急成長する中国
同報告書では、欧米が依然として世界の電子決済イノベーションをリードする市場であるとしつつも、中国における電子決済の市場規模はすでに日本を大きく引き離し、欧州全体の規模に達していると分析している。中国は現在、北米・欧州と並び、世界三大電子決済市場の重要な一角を形成するまでに急成長を遂げた。
細分化する市場ニーズを捉えるLandiの製品戦略
Landiが長年にわたり圧倒的なシェアを維持している背景には、急速に多様化する市場ニーズへの迅速な対応がある。同社は従来の固定型POS端末にとどまらず、以下のようなセグメントへ特化した新製品を次々と市場へ投入し、競合他社に対する高い参入障壁を築いている。
- モバイル決済(mPOS)端末:スマートフォンやタブレットと連携し、個人商店や訪問販売などでの小規模決済に対応。
- マルチメディア決済端末:大型液晶画面や販促表示機能を備え、スーパーやコンビニのレジ横での広告連動に強み。
- 農村・小都市向け少額決済端末:通信インフラが十分に整備されていない地域でも安定して稼働する低コスト端末。
オンライン決済とオフライン決済(O2O)の融合が進む中国市場において、ハードウェア層を支えるPOSメーカーの役割はますます重要性を増している。
情報源: CCID報告書
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