
中国の大手通信キャリアである中国移動(China Mobile)は、北京交通局と連携し、北京のバスおよび地下鉄においてNFC(近距離無線通信)技術を活用したおサイフケータイ決済サービスの提供を開始しました。
本サービスは、中国移動が発行する専用の「NFC-SIMカード」を使用する方式を採用しています。スマートフォンのNFCチップと通信を行う必要があるため、現時点ではNFC機能に対応したAndroid端末などに限定して提供されます。
日本の「おサイフケータイ(FeliCa)」と同様の利便性を目指しつつ、SIMカード側に決済機能を統合するグローバルなNFC標準に準拠している点が特徴です。
NFC決済サービスの利用手順
1. NFC-SIMカードの入手
北京にある中国移動の営業所にてサービスを申請し、専用のNFC-SIMカードに交換します。SIMカードの発行費用は10元(约200円)、北京交通カードのデポジットとして10元(约200円)が必要です。通常のSIMのほか、Micro SIMカードにも対応しています。

2. 専用アプリによるアクティベート
中国移動が提供するAndroid向けモバイルアプリをインストールし、おサイフケータイ(モバイル決済)機能を有効化(アクティベート)します。

3. バスや地下鉄での乗車テスト
実際に北京のバスや地下鉄の自動改札機で決済テストを行います。FeliCaベースの交通ICカードと同様に、スマートフォンの電源が切れている(シャットダウン)状態であっても、改札のセンサーにかざすだけでシームレスに決済が完了します。


4. コンビニや自動販売機での支払い
交通機関だけでなく、街中のスーパーマーケットや対応する自動販売機でも、同様にかざすだけで買い物が可能です。


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