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    中国の銀聯がグローバル展開を加速「海外留学」学費決済の利便性

    中国銀聯(UnionPay)が国際金融サービス会社Geoswiftと提携。MITやコーネル大学など米国300以上の名門大学で銀聯カードを用いたクロスボーダー学費オンライン決済を可能にした背景とグローバル展開を解説。

    銀聯カードによるグローバル決済ネットワーク
    銀聯カードによるグローバル決済ネットワーク

    中国国内で独占的なシェアを持つ決済カード会社、中国銀聯(UnionPay)は、世界有数の国際金融サービス会社であるGeoswift(匯元通)との業務提携を発表した。これにより、米国の300以上のカレッジや大学において、銀聯カードを用いたクロスボーダーでのオンライン決済(学費の支払いなど)がサポートされる。提携対象には、マサチューセッツ工科大学(MIT)、コーネル大学、ボストン大学、マイアミ大学などの名門校が名を連ねており、今後は北米だけでなく欧州など他の地域にも拡大する計画だ。

    銀聯国際(UnionPay International)は、海外における銀聯カード決済ネットワークの拡大を加速させると同時に、クロスボーダー決済サービスを通じた付加価値サービスの創出にも注力している。今回の提携も、中国人留学生の学費支払いプロセスを効率化するために立ち上げられたものだ。

    これまで銀聯のクロスボーダー学費決済は、主に香港、カナダ、オーストラリアなどの一部の有名校で試験的に導入されていた。しかし、今回のGeoswiftとの提携により、銀聯カードの決済ネットワークは140を超える国・地域にまで拡張され、中国人留学生の人気留学先の多くをカバーできるようになった。

    従来、中国国内から海外の大学へ学費を送金する際は、外国為替の購入手続きや高い銀行送金手数料、着金までの数日間の遅延などが大きな課題となっていた。銀聯カードを通じたオンライン即時決済が導入されたことで、留学生の家族は使い慣れた銀聯カードを利用し、RMB(人民元)建てでスムーズに学費支払いを完了できるようになった。これは、銀聯のグローバル展開において、教育サービス市場という巨大な需要を掴んだ重要な施策と言える。


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