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    三越伊勢丹が天猫国際へ出店、「越境EC」で中国の市場開拓へ

    日本最大の百貨店グループである三越伊勢丹HDが、中国最大級の越境ECプラットフォーム「天猫国際」への出店を発表。インバウンド需要で高まる中国人消費者の購買意欲を捉え、オリジナルブランドを中心にオンラインでのグローバル展開を加速する同社の戦略と展望を解説します。

    中国モバイル決済およびEC市場の最新動向
    中国モバイル決済およびEC市場の最新動向
    中国国内で急速に普及・進化するモバイル決済とECインフラ的イメージ

    京華時報などの報道によると、日本最大の百貨店グループである三越伊勢丹ホールディングスは2016年11月21日、米国のクリスマス商戦の開始日である「ブラックフライデー」(11月25日)に合わせ、中国最大級の越境EC(電子商取引)プラットフォーム「天猫国際(Tmall Global)」と独占的な戦略的提携を結び、日本の百貨店として初めて同プラットフォームに出店することを明らかにした。

    インバウンドから越境ECへのシフト

    三越伊勢丹は訪日外国人観光客(インバウンド)から絶大な人気を集めており、当時(2015〜2016年頃)の年間免税売上高は約410億円に達していた。そのうち中国人消費者による売上が全体の約7割を占めていた。今回の天猫国際への出店は、帰国後のリピート需要を取り込み、日本国内での対面販売にとどまらないグローバル展開を强化する狙いがある。

    展開ブランドと商品ラインナップ

    「天猫国際」の三越伊勢丹海外旗艦店では、同社のプライベートブランド(PB)である「ナンバートゥエンティワン(NUMBER TWENTY-ONE)」や「キセット(KISET)」などを中心に展開。ファッションアイテム、ベビー用品、コスメ、食品、ホーム用品など100種類以上の厳選された商品を取り揃える。

    2017年春以降は、著名デザイナーとのコラボレーション商品や、取扱ブランドのさらなる拡充を計画している。実店舗での買い物体験をオンラインの越境ECプラットフォームでどう再現し、日本品質(ジャパンクオリティ)を訴求していくのか、百貨店業界における新たなデジタルシフトの試みとして注目される。

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