
スマートフォンやタブレットを活用した決済サービスを展開するコイニー(Coiney)は2016年9月1日、中国のIT大手テンセント(Tencent)が運営するモバイル決済サービス「WeChat Pay(ウィーチャットペイ)」のアクワイアリング(加盟店開拓・契約管理)契約を締結したと発表しました。
コイニーは一般向け公開に先駆けて、東急カードへWeChat Payの決済インフラの提供を開始します。
WeChat Payは、月間アクティブユーザー数(MAU)7億6000万人以上を抱える中国最大のメッセージングアプリ「WeChat(微信)」に内蔵されたモバイル決済機能です。ユーザーがアプリに銀行口座を登録しておけば、スマートフォンのQRコードを提示するか読み取るだけで、即時にキャッシュレス決済が完了します。当時、日本の銀行口座には対応していなかったため国内での知名度は低かったものの、中国現地では屋台からデパートにいたるまで、あらゆる日常生活の決済手段として不可欠な存在となっていました。
コイニーは、店舗向けの決済手段を拡充することで、加盟店の訪日外国人観光客に対するインバウンド対応を強化します。例えば宿泊施設などの場合、事前予約時のオンライン決済はオンライン決済サービス「Coineyペイジ」で行い、現地での追加支払いはWeChat PayやCoiney端末でのクレジットカード決済でカバーするといった柔軟な対応が可能になります。先行導入する東急グループを除き、年内には一般加盟店向けのサービス受付を開始する予定です。
コイニー代表の佐俣氏は、「より多様な決済手段と、店舗のお金の流れを円滑にするサービスを提供していきたい。リアルの加盟店網を持っているのが当社の強みであり、そこにネット決済を融合させることで、事業者側のキャッシュマネジメントをよりシンプルに、スマートにしていきたい」と述べています。
(情報源:TechCrunch)
コメント
...