中国新聞社などの報道によると、中国のインターネットサービス大手であるテンセント(Tencent / 騰訊)は、8月8日に第2回「キャッシュレスデー(無現金日)」を開催しました。同社のモバイル決済サービス「WeChat Pay(WeChat Pay)」を利用することで、キャッシュバックや割引などの特典が得られる大規模なキャンペーンを展開しました。
テンセントの発表によると、8月1日〜8日の期間中に延べ1億人以上がWeChat Payでの決済を体験し、飲食店やコンビニエンスストア、書店、スーパー、百貨店など、全国約70万のオフライン店舗で利用されました。
ビッグデータ分析によると、「キャッシュレスデー」当日にWeChat Payによる決済が最も活発に行われた都市は北京でした。これに続き、広東省深セン、上海、広州(広東省)、重慶、青島(山東省)、蘇州(江蘇省)、東莞(広東省)、仏山(広東省)、南京(江蘇省)の順でモバイル決済の利用が集中しました。
中国人民大学経済学院の戴険峰特任教授は、「キャッシュレス生活は、多様な商業サービスと一般消費者を瞬時につなぎ、従来の消費形態や流通のあり方に極めて大きなインパクトを与えている」と分析しています。
中国インターネット情報センター(CNNIC)の統計によると、2016年6月末時点で中国のモバイルインターネットユーザー数は6億5,600万人に達し、そのうちモバイル決済のユーザー規模はすでに4億2,400万人に達しています。
また、中国の中央銀行である中国人民銀行のデータによると、2016年第1四半期(1〜3月期)に中国の金融機関が処理したモバイル決済業務の件数は前年同期比308.08%増の56億1,500万件に上りました。決済金額は前年同期比31.05%増の52兆1,300億元(約4800億〜5100億円相当)(約787兆円)に達しており、モバイルシフトの爆発的な加速が浮き彫りとなっています。
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