グローバル決済アライアンス「Alipay+パートナー」の始動
中国の決済最大手Alipay(支付宝)は、シンガポールにおいて、海外の主要空港、デパート、飲食店などを結ぶモバイルサービスのエコシステムを構築するためのグローバル構想「Alipay+(アリペイプラス)パートナー」プログラムを発表しました。
プログラムの初期パートナーとして、韓国の決済大手KICC、日本のオリックス、およびシンガポールの飲食店向けソーシャルサービス企業などが参画を表明しています。
ビッグデータとクラウド技術の共有による現地店舗支援
Alipayは、世界中の現地決済代行業者や金融機関、システムインテグレーターなどのアライアンスパートナーを広く募集します。パートナー企業に対して、Alipayが培ってきた決済関連のビッグデータ分析、クラウドコンピューティング技術、および多様なマーケティングリソースを共有します。
これにより、現地の加盟店は複雑なシステム開発を行うことなく、海外を訪れる中国のアウトバウンド観光客向けに、最適化されたモバイル決済と顧客体験(UX)を提供できるようになります。
「世界中の観光客に向けて現地生活に密着したライフスタイルサービスをシームレスに提供するためには、個別の店舗開発ではなく、体系的な共同プロジェクトとグローバルな技術サービスの統合が不可欠です」とAlipayの担当者は語ります。韓国のKICC、日本のオリックス、シンガポールのフードネットワーク等の強力な現地パートナーとの連携を皮切りに、アジアから欧州、そして北米へとネットワークをさらに拡大していく方針です。
拡大を続けるAlipayのグローバルネットワーク
Alipayは、2014年後半から中国人観光客の渡航先に合わせた海外インフラの構築を本格化させてきました。現在では、韓国、タイ、シンガポール、日本、ドイツをはじめとする世界70以上の国と地域で、空港、百貨店、免税店などを中心に約7万件の加盟店ネットワークを形成しています。
- 情報源: Alipay公式発表、iResearch
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