テンセントのWeChat Pay(微信支付)チームは、中国国外の海外加盟店向けにWeChat Pay決済機能の提供を開始すると発表した。この越境決済(クロスボーダー決済)の開放により、急成長する中国のO2O(Online to Offline)市場は世界に向けてさらに開かれることになる。
WeChat Payのクロスボーダー決済の核心は、「消費者は人民元で支払い、加盟店は現地通貨で受け取る」という仕組みにある。これにより、中国人ユーザーは海外で買い物をする際、面倒な外貨両替を行う必要がなくなる。スマートフォン上に表示されたQRコードやバーコードを店舗のレジでスキャンするだけで、システムが為替レートを自動計算し、人民元での引き落としが完了する。
現在、WeChat Payは日本円、米ドル、英ポンド、香港ドル、カナダドル、豪ドル、ユーロ、ニュージーランドドル、韓国ウォンの9通貨での決済に対応している。
WeChat Payは各国の主要な金融機関や決済代行事業者との提携を急速に進めており、すでに香港、マカオ、台湾、東南アジア、欧州、西アジア、オーストラリアなど、20以上の国と地域をカバーしている。今後も提携地域をさらに拡大していく予定である。
申請資格について
サービス開始の初期段階において、海外加盟店として申請するには以下の2つの基本条件を満たす必要がある。
- 海外の現地法人登録が確認できる証明書類を有すること
- 自社のWebサイトまたはモバイルアプリ(デモ版を提供できること)を保有していること
申請プロセス
- 資料提出:必要な情報および必要書類をテンセント側に提出
- 資格審査:提出されたビジネスライセンス等の審査
- 合意締結:審査通過後、加盟店契約を締結
- 決済開通:WeChat Pay決済サービスの提供開始
申請に必要な情報・書類
- WeChat Pay利用申請依頼フォーム
- 海外ビジネス事業者登録証明書(商業登記簿謄本やビジネスライセンスのコピー)
- 会社の代表者(CEO)の身分証明書
- 法人名義の銀行口座証明書(および会社印が捺印されたコピー等の公的証明)
情報源:WeChat
コメント
...