中国初となる民営のインターネット専業銀行「WeBank(微衆銀行)」が、広東省深セン市にて正式に営業を開始しました。
同行は「技術、恵衆(民衆への還元)、接続」をスローガンに掲げ、従来の銀行がアプローチしにくかった一般消費者層のネットショッピング決済や、小口の個人向け消費者金融(マイクロファイナンス)サービスに特化します。テンセントが提供するメッセンジャーアプリ「WeChat(微信)」および「QQ」の膨大なユーザー基盤とデジタルプラットフォームを活用し、銀行窓口を持たないフルデジタルな銀行業務を展開します。
株主構成と設立の背景
WeBankの基本資本金は30億元(約570億円)で、主要株主の構成は以下の通りです。
- テンセント(Tencent/騰訊):30%(筆頭株主)
- 百業源(深センの伝統医薬品大手):20%
- 立業(深センの伝統インフラ・投資大手):20%
- その他の個人株主7名:残り30%
WeBankは2014年7月に中国の金融当局(中国銀行業監督管理委員会)から民営銀行の設立認可を受け、同年10月22日に正式に設立が発表されました。その後、12月16日までに銀行業務に必要なすべてのライセンスの取得および行政手続きを完了し、万全の体制で開業を迎えました。
テンセントの持つ強力なビッグデータ分析および信用スコアリング技術と、モバイル決済インフラの融合は、中国のフィンテック(Fintech)を新たな段階へと押し上げる試みとして注目されています。
情報源:深セン晩報
コメント
...