1. 都市部におけるモバイル端末の所有状況
2013年当時、中国の都市部における各種モバイル端末の普及状況は以下の通りでした。
| 端末種別 | 所有率・普及率 | | 携帯電話 | 100% | | タブレット | 80% | | 音楽プレイヤー | 47% | | 電子書籍リーダー | 42% |
すでに携帯電話は100%の普及率に達しており、タブレットの所有率も80%と非常に高い水準にありました。
2. モバイル端末における決済方法のシェア
モバイル端末を通じた決済において、主流となっていた決済手段は以下の順位でした。
| 順位 | 決済手段・ブランド | | 第1位 | Alipay(アリペイ/支付宝) | | 第2位 | インターネットバンキング | | 第3位 | 銀行(デビット/クレジット) | | 第4位 | 銀聯オンライン決済 | | 第5位 | Tenpay(テンペイ/騰訊支付) |
当時、アリペイが圧倒的な存在感を示しており、テンセント系の決済手段(のちのWeChat Payに発展するTenpay)がそれに追随する構図となっていました。
3. モバイル端末を利用した購入品ランキング
ユーザーがモバイル端末を使い、ECなどで購入していた上位カテゴリです。
| 順位 | 主要購入カテゴリ | | 第1位 | 衣料品・フットウェア | | 第2位 | 携帯料金チャージ(Topup)・ゲーム用チャージカード | | 第3位 | 電子機器(ガジェット類) | | 第4位 | ファッションアクセサリー | | 第5位 | 食品・飲料 | | 第6位 | 化粧品 | | 第7位 | 生活雑貨 |
アパレルやチャージ関連の手軽な商材が初期のモバイルECを牽引していたことがわかります。
4. モバイル決済が利用される主なサービス
生活やエンタメのあらゆるシーンで、モバイル決済の導入が進んでいました。
| サービス分類 | 具体的内容 | | 生活・通信 | 携帯料金チャージ、公共料金(光熱費)支払い、仕送り・生活費送金 | | EC・エンタメ | アプリ購入、オンラインゲーム課金、オンラインショッピング、宝くじ購入 | | 金融・旅行 | 航空券予約、クレジットカード返済、ローン返済、個人間サービス支払い |
5. 今後モバイル決済が拡大すると予想されるオフライン分野
オンラインからリアル店舗(O2O:Online to Offline)への展開が、次の成長ドライバーとして注目されていました。
| 業界分野 | 主要な対象施設 | | 商業・小売 | スーパーマーケット、デパート | | 飲食・娯楽 | 飲食店、アミューズメント施設 | | 交通・インフラ | 通勤・公共交通機関 | | 宿泊・医療 | ホテル・宿泊施設、病院・医療機関 | | 教育・その他 | 学校・教育機関、個人間送金 |
これらのオフライン分野への浸透が、現在の中国におけるキャッシュレス社会の強固な基盤を築くことになります。
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