2016年3月、米Amazon(アマゾン)は興味深い発表を行った。同社のビデオ配信部門において、「没入型ストーリーテリング」を実現するための仮想現実(VR)プラットフォーム開発に携わる専門チームを立ち上げたという。しかし、2017年現在もAmazonはVRコマースの具体的なプロダクトを発表していない。これとは対照的に、中国ではすでにその未来が形になりつつある。
2016年後半、中国のEコマース最大手であるアリババ(Alibaba)は、未来のショッピング体験のあり方を示す試みとして、本格的なバーチャルリアリティ(VR)ショッピングサービスである「Buy+(バイ・プラス)」を華々しくデビューさせた。
アリババは昨年11月の「独身の日(ダブルイレブン)」セールに合わせてBuy+を一般公開したが、当初は「Tmall Global(天猫国際)」に出店する一部の海外ブランドの商品のみに限定された試験的な展開であった。
現地の最新情報によると、アリババは間もなくBuy+の対象をすべての商品カテゴリーおよび各種サービスへと大幅に拡大し、本格的な実用化フェーズへと移行する計画を進めているという。VR空間上で実際に店舗を歩き回り、商品を手に取るように3Dで回転させて確認し、そのまま視線操作やジェスチャーだけでAlipay(アリペイ)による決済をシームレスに完了する「VRショッピング」の本格普及が近づいている。
情報源:JingDaily
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